旅立ち

昨日は妻と実家の片付けに行きました。

もしも病院から母の連絡が来た場合には直ぐに駆け付けられる様に

宿泊も取っていました。

お昼過ぎぐらいに実家に到着。

病院からいつ連絡が来ても電話に出られる様にしながら片付け作業を

しました。幸い連絡はきませんでした。

まぁ昨日の状態なら元気でいてくれるだろうなぁ、と思い病院には明日

行ってみようと。

今日の宿泊先は食事が付いていないので

ご飯を購入して宿泊先へ向かいました。

 

今日の部屋には何とひのきの露天風呂が付いています。

食事をして少し休んでそれから・・・と思っていましたが、

病院から連絡が。

これは・・・覚悟を決めました。

看護師さん曰く

血圧が測れない状態でかなり危ない、と。

 

妻と共に直ぐに病院に駆けつけました。

約30分後到着。

夜間入口から入らせてもらい病室へ。

 

お母さん!

声を掛けましたが・・・返事はありませんでした。

22:45 旅立ちました。

 

霊安室にて待つ事30分ぐらいだったか、

預かって下さる葬祭場の方がおいでになり

説明を受けた後病院にて見送りとなりました。

あまりにも片付いていなくて汚い実家には

残念ながら戻る場所すらありませんのでお願いしました。

 

宿には深夜2時ぐらいに戻りました。

フロントの方には外出する旨をお伝えしており、

戻った際にもお伝えする事が出来ました。

深夜での外出でホテルさんにはご迷惑をお掛けして

しまいました。

 

3時半就寝。

今日は9時に葬儀社の担当者から今日の打合せの件で

連絡が来る事になっています。

 

朝6時半起床。

疲れていて眠れるはずなのですが、

何だか起きてしまいました。

せっかく起きましたので朝風呂に入る事にしました。

部屋にあるヒノキの露天風呂にて気分をリセットした後

部屋にて昨日買ってありました朝食を取りました。

 

葬儀社の担当者からは8時半に連絡がありました。

相談の結果本日の10時から打合せが可能との事でした。

その時間に合わせ準備を。

 

葬儀場にて約2時間程打合せを行いました。

細かい部分まで決める事が多くさすがに疲れました。

昼食を済ませた後

母の遺影用写真を実家にて厳選。

 

その後は父が入っている高齢者施設に迎えに行き

そのまま母が入っている葬祭場の霊安室へ。

旅立つ前は病院から連絡を頂いた後とにかく時間がなかったのと

時間が深夜帯であった事を踏まえ、父には連絡が出来ませんでした。

当然母との再会も果たせておらず、是非時間を作ってあげたい、

そんな願いを葬儀社の担当の方にご相談してみたら

是非おいで下さい、と。

 

という事で父と葬祭場の霊安室へ。

この場所は葬儀を予定している場所とは違う場所の葬祭場で

実際伺った事のない会場でした。

たまたま実際葬儀を行う予定となっている葬祭場霊安室に空きがない

為少し遠い場所になってしまいました。

 

父を迎えに行ってから1時間以上かかり

母の所に到着。

顔をきれいにしてもらっていてさっぱりしていた母。

良かったなぁ。

父は改めて母の死を実感した様でした。

信じたくはないという気持ち、わかる様な気がしました。

再度父を施設に送り届け今日の予定終了です。

 

午前中の打合せで

ちょっと相談をしていました。

母は施設・入院を含め

約6年ほど実家には帰っていませんでした。

最後に少しだけで良いので実家に帰れれば、と。

その様な事が可能かどうかの相談でした。

葬儀社の方いわく、是非させて頂きたいとおっしゃって頂けました。

それで車の手配の関係で

明日の午前中なら可能となりお願いする事となりました。

その立会いをする事になった為、

予定では今日は帰宅する予定としていましたが、

妻ともう一泊する事にしました。

 

昨日から泊まっていたホテルが取れましたので

再度伺う事に。

 

ひのきの露天風呂で

疲れを取りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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