血管迷走神経反射

早朝お手洗いに行きたくなり目が覚めました。

普通通りに起き上がりトイレへ。

そして用を足していた時でした。

突然何だか気持ち悪い様な・・・

そうこうしているうちに目の前が真っ白になり・・・

気が付いたら妻が名前を呼んでくれているのが何となく

だんだん聞こえてきました。

倒れてしまっていました・・・

そのうち妻の呼びかけがきちんと聞こえる様になりそれに答えようと

したのですが、何だかろれつが回らない様なしゃべりになっていて

右腕が痺れていて動かせませんでした。

少し頭の痛みもあり、

「まずいなぁ」と自分自身で感じました。

 

妻は直ぐに救急車の手配をしてくれました。

その間も何だかはっきりとものが言えない状態でした。

右腕の痺れも少し取れてきてはいましたが、それでも普通ではない

感覚でした。

 

救急車が到着して車内に運んで頂き隊員の人に色々と話しかけられ

それに答えていました。

話す方は随分と普通に戻り状況を伝える事が出来ましたが、腕の痺れと

頭の痛さは残っていました。

 

搬送先が決定しその後病院に到着。

直ぐに採血をして点滴を入れてもらい、

その後CTとレントゲンを撮りました。

 

だんだんと身体も動く様になり、

しゃべりも普通に話せる様になりました。

 

点滴が終了してから待つこと20分ぐらいだったか、

担当医が説明の為おいでになりました。

病名は「血管迷走神経反射」との事でした。

迷走神経というものが反射的に働きこれに伴って心拍数や血圧が低下して

脳が貧血状態に陥る事で失神が起こり気を失ってしまうそうです。

強い痛みや疲れ、ストレスなどからくるものなのだそうです。

幸い脳梗塞の症状とは全く違うそうで

倒れてからの症状が似てはいるけれども検査結果を見るに明らかに違う

血管迷走神経反射という症状との事でした。

今後は特に入院療養も投薬も必要なし、との事、

本当に良かった。

 

そんな事をしている頃、

葬儀社から電話が。

今日母を自宅まで連れてきてもらう時間の件でした。

相談の結果お昼前ぐらいに来てもらえる事となりました。

 

この時間ならば病院からいったん宿に戻り朝食を食べ

チェックアウトした後実家に向かえば立会い時間には間に合いそう

でした。本当に良かった。

 

タクシーで宿に戻り準備を。

さすがに朝倒れていますから疲れているのと身体の動きの悪さは

否定できませんでした。

 

11:30実家に到着。

母が来るのを待ちます。

12時ちょっと前ぐらいに搬送車到着です。

ご対面されますか?と葬儀社の方から言われましたのでお願いすると、

寝台車から母を出して頂き自宅駐車場入り口までストレッチャーにて

運んで下さいました。

家を出て施設や病院での生活が約6年続いていた母。

そこで見るひさしぶりの景色、

母はどうだったのかなぁ、楽しんでもらえたのかなぁ。

我々夫婦もこの状況に何とか立ち会う事が出来て本当に良かった。

 

そして母は後日葬儀を行う会場にある霊安室へ行きました。

車が見えなくなるまで母を見送りました。

 

今日本当はこの後実家の片付けを少しやろうかなぁと考えていましたが、

この後はゆっくり過ごさないといけないなぁと。

しかし予定では夕方に父の通院に行く事にしていました。

 

それまでの間、車の中でゆっくりしながら昼食を取り

15:30父を迎えにデイサービス施設に行きました。

私自身体調が芳しくなかった為、運転は妻にお願いする事にしました。

そこから通院先の病院へ。

診察などの時は私が同伴しました。

そして順調に処方まで終え父入居先の施設へ。

その際葬儀にて父が着る喪服も届けました。

葬儀当日も迎えに行くのですがその際着替えなども済ませておいてもらう

段取りをお願いしました。

 

その後一路帰宅です。

途中定食屋さんで夕食を。

食堂の様なお店で好きな食材を好きなだけ選べるシステムのお店です。

前から入ってみたかったのですが、なかなか機会がなく入っていませんでした。

とても美味しかった。

 

22時ぐらいに帰宅。

さすがに疲れました・・・

 

 

 

 

 

 

 

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