懐かしの名車

日本の「ドライブ・マイ・カー」という映画が

海外の名だたる映画祭の賞を受賞した、というニュース

が流れました。

へぇ~日本の映画が国際的に評価を得た、とはスゴイなぁと。

 

そしてその映画のとあるシーンが映像で良く流れていたのですが、

その映像には私自身懐かしいと思える車が出ていました。

 

その車は

北欧スウェーデン製の車で

SAAB(サーブ)というメーカーの「900」という名の車です。

スウェーデンの自動車メーカーというと

VOLVOボルボ)とSAAB(サーブ)の2大メーカーが知られていますが、

日本では割合的には圧倒的にVOLVOの方が知名度も高く人気もあるメーカーです。

 

しかし、このSAAB900という車、

個性的なスタイリングで私自身とても好きな車でした。

私が22歳ぐらいの頃、

自分で車を買おう、と思って4車種程候補を挙げたのですが、

そのうちの一台でした。

色々と考え結局その時は

イギリスROVER社製の「MINI」という

日本の軽自動車よりも全長が短い小さな車を購入し、かなり乗ったのを

思い出します。とてもクラシカルなデザインの楽しい車でした。

 

そのSAAB900、

あれから歳月も流れ、もともと販売されていた台数も少ないのもあり、

流石に街中ではほぼ見かける事も無くなっていました。

そんなこの車なのですが、

まさか映画で登場し、しかも国際的に目にする機会が増える事になるとは!

ビックリするより前に嬉しいなぁと。

 

原作の物語では

主人公はSAAB900の黄色いオープンカーに乗っている設定らしいのですが、

この映画では赤色の通常ボディーの車が採用されていました。

もちろん新車はなく、中古車で探しても

程度の良い車種自体がなかなかないから、

またギアシフトの関係で選べなかったらしいです。

 

久しぶりにこの車種を見て、

とにかくドライブが好きで良く乗っていたあの頃を思い出し、

一度で良いからSAAB900乗ってみたいなぁ、なんて夢を見てしまいました。

 

様々な環境安全基準規制もあり、

今となっては

もうあの頃の様なデザインの車は出ないのだろうなぁと。

 

古き良き時代?の思い出です。

 

 

 

 

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