汐留へ

今日は婚礼音響業務を2件やってきました。

場所は汐留。

先週見学をさせて頂いた会場です。

今日は初めて一人で担当です。

初めてでいきなり2件の担当はなかなかに大変ですが、

いつもと同様ひとつひとつきちんと操作をする

事を心掛けながらの対応でした。

 

1件目と2件目の間がきちんと確保されている会場ですので、

休憩も取れてとても助かりました。

会場は47階ですが、休憩できる場所が無い為、

一度下に降りてベンチのある休息スペースへ。

昼間という事もあり

先週休憩した場所はたくさんの人がいて席が確保できませんでした

ので屋根付きの違う場所にて休憩です。

コンビニエンスストアもありますので

ホットコーヒーを購入して持参した総菜パンと共に暫しランチを。

 

2件目のスタートは17時でしたので

とても夜景が綺麗でした。

晴れていれば良いですが・・・

こればっかりは運ですね。

 

最近の披露宴には映像上映がつきものです。

よくあるのが

宴開始に「オープニング映像」

お二人お色直し中座中に「プロフィール映像」

そして最後お二人が退場後に流す「エンドロール映像」

この3本が主流となっています。

 

個々の映像は

基本的にはDVDディスクやブルーレイディスクにて

再生します。

ただ、エンドロール映像に関しては

当日撮影した映像を編集をして作成される事が多く、

編集後にディスクが納品され、それを我々エンジニアが

再生確認を手元の機材で行います。

作成する時間が掛かりますから

どのシーンまでを編集するかによって金額も変わってくる

そうなのですが、再入場シーンまでが殆どです。

まぁ普通に考えて

さっき行われたばかりの再入場シーンがエンドロールで流れる、

という事だけでもスゴイ事なのですが、

こちらの会場

何と最後の花束贈呈シーンまで編集、というプランがあります。

花束贈呈シーンとは

披露宴の最後、

新婦が手紙朗読をした後に行われる

いわば「クライマックス」シーンです。

進行上ではこの後

親御様の謝辞と新郎本人の謝辞で披露宴は終了して

退場となります。

という事で

映像を仕上げる時間は

この謝辞中しかない、という事になります。

短ければ5分弱の

極めてタイトな時間しかありません。

 

この様なタイトな編集の為、

ディスクに焼く時間は当然取れませんから

パソコンから直で機材に繋いで生再生する、という

なかなかにアクロバティックな演出となります。

デジタル時代ならではの演出ですね。

アナログ時代では考えられない演出です。

まぁアナログ時代を知らない若い方々にとっては

言ってみればこれが普通?なのでしょうか?

 

編集は

私がいる音響操作場所の直ぐとなりで行われています。

出来上がってから映像・音響回線のチェックまでを

謝辞中に行わなければならず

こちらエンジニア側にしてみても

かなりのプレッシャーとなります。

まぁ一番大変なのは編集者ですが・・・

 

今日の2件とも

この編集でしたから

もうドキドキでした。

 

こちらの会場は

音響・映像操作に加え

照明やカーテン・スクリーン操作もすべてエンジニアが

行います。

 

2件共無事に終了。

良かった。

 

 

 

 

 

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