最後の日記

ちょっとした流れから
先日他界された園長先生が開いていたホームページ
を妻が見ることになりました。


そしたら
妻が「ねぇこれ見て!」と。
スマートフォンの画面で見ていた妻は私にパソコン画面
の方が見やすいからそっちで見て、と。


久し振りに見るホームページ。
一年以上は経っていました。


そのままの形で残っていて一安心。
でもそこには
以前には無かったコーナーが。


先生は今年度(昨年の4月)から新たに5行程の日記を
書くコーナーを設けておられました。


その最後の日記には
以前私が修理して直し先生のところに急いでお持ちした
音響機材の事が記されていました。
早くお持ちして先生とホールで音が聴きたい、という
一心で幼稚園に伺った時の事です。


私の中での
幼稚園においての先生との最後の思い出となったこの時。
まさか先生の最後の日記もこの同じ時の事だったとは。


涙が出ました。


幸せなあの瞬間。
先生と二人で音を堪能したあの時。
先生は本当にお喜び頂いていました。
その先生を見て私もとても嬉しかった。


そんなシーンが蘇った「最後の日記」でした。











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