つかまり立ち

今日は母の所へ行ってきました。
ここの所とても楽しそうで良かったなぁと安心
していたのですが、一つ嬉しい悩みが。


ベッドから起きている時は車椅子での生活となって
いるのですが、最近自分から立ち上がろうとします。
補助用の手すりやテーブルなどにつかまり立ちを
しようとします。
もう10ヶ月程立ち上がっての歩行はしていませんので
足の筋力がかなり衰えている為立ち上がっても踏ん張りが
きかず倒れてしまう可能性が極めて高い状態に今はあります。


ただ、以前にはなかったこの行動。
危険性はありますがしかし嬉しい悩みです。


その様な状態ですので
職員の方々も目が離せない状態、との事。


基本的には
ダイニングテーブルに車椅子を近づけて車輪が
動かない様にロックをしている状態です。


一番心配なのは
夜ベッドで寝ている時に起き上がろうとする時です。
介護の現場ではベッド全方向に柵を取り付けてはならない
というルールがあります。
束縛してはいけない、という理由です。
ただ、母はこの様な状況ですので、ベッドの出入り側には
柵を取り付ける事となりました。
足元の辺には収納ケースがありますから敢えて柵を
取り付けなくても大丈夫で、出入りの反対側は壁に
ぴったりとくっ付けてベッドを置いていますので
安心です。
一応何かあっても大丈夫な様に
出入り側の床には敷布団を置くようにしてもらっています。


元々身体を動かしてスポーツをする事が大好きだった母。
何かを思い出したのかも知れません。


少しずつ、本当に少しずつではありますが
これを機に他にも何かきっかけを持って行動
出来る様になればと願うばかりでした。













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