不思議な景色

昨日仕事の件で新横浜へ行きました。
目的の場所は「横浜アリーナ」の近く
でした。
JR横浜線の「新横浜」駅の方が目的地には
近いのですが、乗換を一回減らしたかった
ので、東横線の「菊名」という駅からゆっくり
歩く事にしました。
自分としては全く行った事のない地域です。
渋谷から特急(とは書いても普通料金で乗れます)
で19分という早さに驚きました。


とても古い感じの駅前の雰囲気が印象的でした。
そしてとてものんびりとした閑静な住宅地を歩いて
いると、新幹線の高架と新横浜のビル群が見えて
きました。
とても不思議な情景に、以前テレビで見た事があった
北京五輪の時の中国の様子を思い出しました。
雑多に立っている民家のすぐ隣りに近代建築の高層
マンションやビルが羅列していたあの光景です。

色々な意味でさすがに中国の例の景色ほどのギャップは
ありませんでしたが、近代的な感覚と普通の生活感
が融合している何とも不思議な光景でした。


帰りも新横浜駅には行かずにまた菊名から帰る事
にしました。
自分の性格から言って、近代建築の街並みよりも
のんびりとした住宅街の方が良いなぁと。
駅前で3時の「おやつ」ならぬ遅めの「お昼」を
久し振りに牛丼チェーン店にて済ませ帰路に。


東横線と言うと昔東急関係の路線を家族に見立てた
物語になっている歌があった事を思いだしました。

主人公は「東急目蒲線」でした。
歌の歌詞に「目蒲線は田園調布を走っているけれども
田園調布の人はみんな?東横線を使う(涙)」なんて
いうけなげな歌詞もありました。
目蒲線本人?はその存在感のなさに投げやりになって
しまっている所に母や兄弟の路線からのすくいの手を
差し延べるコメントが入る内容だった様な気がします。
小学校時代に聴いた事のある歌でした。
出演路線?には新玉川線や池上線などもありました。
地元密着型のマイナーな路線達なのかなぁ〜。
新玉川線は今や田園都市線に含まれて半蔵門線との
乗り入れもしている大活躍な路線となりましたが。
とても面白かったので今でも覚えています。
そんな事を考えながら鈍行の東横線で渋谷に到着。


将来はこの東横線東京メトロ副都心線が乗り入れる事
になります。
ワクワクもしますが、便利になる分同時に不便さも出て
しまうのかななどと考えてしまいます。
(ダイヤ乱れなど)




今日の朝インターネットで栃木の老舗ホテルが倒産
というニュースを見ました。
栃木の奥地で歴史ある観光地である「湯西川温泉
のホテルでした。
先日の大地震から原発で問題となっている「風評被害
での大打撃との事でした。
日々「開店休業」状態であったそうです。
私は以前、社員旅行にてこのホテルに宿泊した事があり
とても馴染みもあった為、本当に残念に思いました。


この先もどうなるのかとても心配ですが、時間の経過に
よって世の中が良い方向に進んでくれる事を祈るばかり
です。